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足立区バトン・チア連盟の活動をご紹介します!

2025.09.09

足立区バトン・チア連盟【大阪・関西万博】演技披露奮闘記

 

万博

私たち足立区バトン・チア連盟は、NPO法人日本バトントワリング協会(以下、日本協会という)の推薦を受け、『2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)』「TEAM EXPO2025」プログラムに、31名の子ども達(バトントワラー)が出演いたしました。

プログラムには、日本協会の推薦で1道1都1府3県13区市の団体が連帯し、青空の下で約150名のトワラーが「ポップアップステージ北」で演技を行いました。

ステージは、背景に未来感あふれる万博のパピリオンがそびえ立ち、世界各国からの来場者で賑わうなかで、日本語と英語を併用したMCが進行を務め、万博らしい国際色豊かな演出で演技しました。

足立区のトワラーは、日頃の練習の成果を存分に発揮しキビキビとした動きと美しいバトンさばきで観客を魅了し、曲に合わせてリズムよく動く演技には、自然と手拍子が沸き起こりました。演技する子ども達の真剣なまなざしや、時折見せる笑顔に多くの観客が引き込まれていました。

国内外から訪れた多く来場者にご覧いただき、演技終了後には、「バトントワリングを初めて見たが、とても感動した」「子ども達の努力が伝わってきた」と言った声が聞かれました。

子ども達は、他地域のバトン団体の演技を見て、構成や表現の工夫、衣装や選曲の多様性、技術面でも多くの学びがありました。ステージ裏では、初対面の選手同士が自然と声を掛け合うなど、全国の仲間とつながる貴重な機会となりました。

今回の万博は「いのち輝く未来のデザイン」がテーマです。

私たちが伝えたいメッセージは、「スポーツを通して、他者を認め、生きる喜び楽しさをともに共有しあう世界を目指す」ことです。未来を担う世界中の子どもたちが、「国や言葉の壁を越えて手を取り合い、一人ひとりが自分らしく輝ける世界」を願って、心を込めて演技をしました。言葉が通じなくても、立場が違っても、人は人を思いやり、応援し、感動を分かち合うことができる。今回の経験は、子ども達の未来にとってかけがえのないものになりました。

私たちは万博出演を通じ、日頃の活動が全国規模の舞台でも十分通用する事を実感するとともに、バトントワリングの魅力をより広く発信していく責任とやりがいも強く感じました。今後も地域に根ざした活動を継続し、子ども達の健やかな育成とスポーツ振興の一助になるよう努めてまいります。

出演にあたり日本協会には、万博の開催決定から本番に至るまで、多くの作業・調整をいただきました。素晴らしいステージが作り上げられた事に連盟として感謝申し上げます。

最後に、日頃より当連盟の活動をご支援いただいている(公財)足立区スポーツ協会の皆様に心より感謝申し上げます。

(足立区バトン・チア連盟 野口)

足立区バトン・チア連盟HP

https://www.npo-nba.com/

 

出演都市

東京都:足立区、墨田区、豊島区、北区、江戸川区
北海道:旭川市、苫小牧市、札幌市、
長野県;長野市、中野市
埼玉県;越谷市
千葉県;松戸市
大阪府:泉佐野市

 

NPO法人日本バトントワリング協会のこれまでの万博での活躍(抜粋)

1985年「つくば万博」ではじめて出演
2010年「上海万博」で杭州市へ35名が訪中
2025年「大阪・関西万博」に1道1都1府3県13区市約150名が出演